# 製番管理をエクセルで回すなら、番号を振る単位を先に決める

- カテゴリ：製造業DX
- 公開：2026-11-04（更新 2026-11-04）
- 著者：オプトアップ株式会社
- URL：https://optup.jp/column/seiban-kanri-excel

製番管理をエクセルで回す製造業向けに、製番とロットの違い、番号を受注と明細のどちらの単位で振るかの決め方、台帳と各表のつなぎ方、番号の決まり、エクセルが苦しくなる場面を整理します。

製番管理は、受注ごとの番号で部品の手配から原価までを束ねて管理する方式です。これをExcel（エクセル）で始めようとして調べると、ロット管理やMRPとの違いの解説は多く見つかる一方で、いざ表を作る段になると、番号を受注1件に1つ振ればよいのか、品目ごとに振るのか、分納はどう扱うのかで手が止まります。連番の作り方を調べても、この問いの答えは出てきにくいのが実情です。

結論を先に書くと、関数や番号の形より先に決めるべきなのは、番号を振る単位です。単位が決まれば、台帳の1行が決まり、手配・実績・出荷の表のつなぎ方も、原価をどの粒度で見られるかも決まります。本稿では、製番管理の要点を短く押さえたうえで、単位の決め方、Excelでの表の組み方、番号の決まり、Excelが苦しくなる場面の順に整理します。

## 製番管理とは、受注ごとの番号で手配から原価までを束ねる方式

製番管理では、受注ごとに製造番号（製番）を振り、部品の手配、加工や組立の指示、進捗、原価を同じ番号で追います。通信講座スタディングの中小企業診断士試験の過去問解説では、製造命令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号を付けて管理する方式と説明されています（[運営管理 令和2年 第8問の解説](https://studying.jp/shindanshi/examarchive/unei_R2_8.html)）。

製番という言葉を使っていない会社でも、同じことをしている場合は多くあります。私たちが支援した、板金・切削加工のファブレスメーカーでは、社内の呼び方は工番や案件番号でした。呼び方が違っても、注文ごとに番号を振って後ろの工程まで持ち回るのであれば、考えるべきことは変わりません。なお、製番を製品一つひとつに付ける番号と説明する[解説](https://www.onamae.com/business/article/33028/)もあり、言葉の使い方は資料によって揺れています。

### 製番管理の利点と弱点

先の過去問解説は、製番管理の特徴として、品質保証に必要な情報をたどりやすいことと、部品が1点でも遅れると組立を始められないことを挙げ、ロットサイズが小さく製造命令が多い場合に適するとしています。組立を始められなくなるのは、部品が製番ごとに管理され、他の製番に割り振られた部品を原則として使えないためです。番号でたどれることと融通が利きにくいことは、同じ仕組みから生じています。

### 製番・ロット・追番は、番号が指すものが違う

混同されやすい番号を、番号が何を指すかで並べると次のようになります（[製番管理とMRPの違いの解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/18972/)を参考に整理）。

番号
指しているもの
主な使いどころ

製番（工番・案件番号）
どの注文のためのものか
個別受注生産の手配・進捗・原価

ロット番号
同じ条件でまとめて作った塊
品質の追跡、繰り返し生産

追番
製品の累計の通し番号
量産の組立ライン

なお、よく比べられるMRP（資材所要量計画）は番号の種類ではなく、同じ品目の必要量を合算して手配を計算する方法です。Excelで製番管理を組む会社にとって大事なのは、製番とロットを1つの番号で兼ねないことで、この点は次の節で扱います。

## エクセルで最初に決めるのは、番号を振る単位

迷ったら受注単位で始めることを勧めます。受注単位の製番に枝番を足して細かくすることは後からできますが、明細単位で振った番号を後から一つにまとめ直すのは手間がかかるからです。

候補は受注1件と受注明細の二つです。受注ごとと説明されることも多いものの、1件の注文に複数の品目が含まれ、品目ごとに納期が違い、さらに分納もある会社では、その一言だけでは表を作れません。

振る単位
合う会社
見えるもの
弱いところ

受注1件
1件の注文を一つの案件として作り、原価も案件で見たい会社
案件全体の進捗と原価
品目ごとの納期や出荷は、製番だけでは追えない

受注明細（品目×納期）
1件の注文に性格の違う品物が混ざり、品物ごとに原価を見たい会社
品物ごとの進捗と原価
番号が増え、案件全体を見るには親番号でまとめ直す必要がある

私たちがこれまで関わってきた受注生産の会社では、工番や案件番号を受注単位で振る形が多くありました。先のファブレスメーカーでも、受注単位で振っていました。そのうえで、この単位をどう決めるかについて、私たちは次の三点で考えることを勧めています。

一つ目は、原価を締めたい単位はどこかです。製番の大きな役割は、注文と原価を結び付けることにあります。経営や見積もりの場で、この案件は利益が出たかを案件全体で問うのであれば受注単位で足り、1件の注文に含まれる装置Aと装置Bを別々に評価したいのであれば、明細まで下げる理由があります。

二つ目は、取引先や社内で実際に呼ばれる単位はどこかです。問い合わせの電話で相手が口にする番号と、表の番号が一致していれば、探す手間が減ります。社内で案件の単位で話しているのに、表だけが明細単位に分かれていると、番号が使われずに案件名で呼ばれ続け、表の外で話が進むようになります。

三つ目は、納期と出荷をどこで追うかです。ここは製番に背負わせなくてかまいません。製番は受注単位のままにして、納期と出荷は明細番号で追う形が、多くの受注生産の会社には扱いやすいと考えています。受注番号と明細番号で受注の1行を特定する組み方は、[受注管理のエクセルをマスタと番号で出荷までつなぐ記事](https://optup.jp/column/juchu-kanri-excel)で詳しく説明しています。

### 受注単位で振るなら、受注番号と製番は1つにする

受注単位で振るなら、受注番号と製番を別々に持つ必要はないと考えています。番号が2種類あると、どちらを手配の表に書くのか、対応をどこで持つのかという手間が増えるためです。受注番号をそのまま製番として使えば、番号の体系は一つで済みます。

### 製番にロットの役割を持たせない

避けたいのは、1つの番号に注文と製造の塊の両方を指させることです。注文と製造の塊は一対一とは限らず、1件の注文を数回に分けて作ることも、まとめて作ったものを複数の注文に分けることもあるため、1列で兼ねると、どちらかの場面で番号が足りなくなります。同じ材料をまとめて切断し、2件の注文に分けて使うような場面で、製番だけで管理していると、材料の不具合が見つかったときにどの注文へ影響するかを追うのが難しくなります。製番とロットは別の列として持ち、製造の記録の1行に両方を書く形が無難です。

## 在庫から出す注文にも番号を振る

もう一つ決めておきたいのが、作らずに在庫から出す注文の扱いです。製番を製造のための番号と捉えると、在庫から出荷する注文には番号を振らない運用も考えられますが、先のファブレスメーカーでは、在庫から出荷する注文にも受注番号を振っていました。

ここからは一般論としての勧めですが、同じ規則で番号を振っておくと、出荷の表で番号のない行を見つけやすくなります。番号のない出荷が混ざると、受注ごとに出荷済みの数量を合計して残数を出す集計からその行が漏れ、月末の突き合わせで人が目で確認する部分が残るためです。あわせて、台帳に製造か在庫出荷かを示す区分の列を設けておけば、製造の記録がない受注が在庫から出したものなのか、記入漏れなのかを見分けられます。

## エクセルでは台帳を1枚にし、ほかの表は製番の列でつなぐ

単位が決まったら、表を組みます。ここからは私たちが勧めている組み方です。製番ごとの基本情報を書く台帳を1枚だけ作り、手配・実績・出荷の表は、それぞれの記録に製番の列を持たせてつなぎます。案件名や取引先名は台帳にだけ書き、ほかの表には手で入力しません。

表
1行の単位
主な列
製番との関係

製番台帳
製番1つ
製番、区分（製造・在庫出荷）、取引先コード、案件名、受注日、納期、状態
番号を振る唯一の場所

手配
発注の1明細
製番、品目コード、数量、金額、発注先、納入予定日、納入日
どの製番のための手配かを持つ

作業実績
作業者・作業の1回分
製番、ロット番号、工程、作業時間、作業日
どの製番の作業かを持つ

出荷
出荷の1明細
製番、明細番号、数量、出荷日
どの製番の出荷かを持つ

入力の手間を減らし、打ち間違いを防ぐ工夫としては、製番の列を台帳の番号から選ぶ形にしておく方法があります。Excelの入力規則でドロップダウンリストを作る手順は[Microsoftの解説](https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/get-started/create-a-drop-down-list)にあります。案件名を各表で表示したいときは、製番を手がかりに台帳から値を引いてくる関数（[XLOOKUP](https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/functions/xlookup-function)、古い版のExcelではVLOOKUP）を使います。

製番別の原価は、この形にしておくと集計で出せます。台帳の1行ごとに、手配の表から金額を、作業実績の表から作業時間を、製番を条件に合計します（[SUMIFS関数の解説](https://support.microsoft.com/ja-jp/office/sumifs-%E9%96%A2%E6%95%B0-c9e748f5-7ea7-455d-9406-611cebce642b)）。作業時間に自社で決めた時間あたりの単価を掛ければ、材料・外注費と工数の費用を製番ごとに並べられます。細かな配賦まではExcelで追わず、まずは案件ごとの大づかみな差を見るところから始めるのが現実的だと考えています。

どの製番にも属さない行の扱いも、最初に決めておきます。共通部品を見込みで仕入れたときなど、手配の表に製番を書けない行は出てきます。空欄を許すと、書き忘れなのか製番がないのかを区別できないため、在庫用の番号を1つ決めて入れる形を勧めています。

## 番号の決まりは、詰め込まない・使い回さない・書き換えない

番号の形については、S26-0012のように、英字と年、連番を組み合わせた単純な形で足りると考えています。取引先や製品分類、担当部署を番号に埋め込むと、分類が変わったときに番号と実態がずれていきます。意味を持たせたい情報は、台帳の列に持たせれば検索も集計もできます。後から細かく分ける必要が出たときは、S26-0012-01のように枝番を足します。

英字を入れるのは、Excelの扱いによる事故を避けるためです。数字だけの番号は、数値として入力されると先頭のゼロが消え、数値の列と文字列の列が混ざると、見た目は同じ番号でも関数で一致しなくなることがあります。SUMIFSでは、0012と12が同じものとして合計されることもあります。2026-12のような形は日付に変換されることがあるため、避けたほうが無難です。全角と半角の混在も、関数によっては一致しなくなる原因になるので、番号は台帳からの選択に限り、手で打たせないようにすると防ぎやすくなります。貼り付けでは入力規則をすり抜けることがあるため、貼り付けの運用も決めておきます。台帳の1か所でしか番号を振らず、振る担当も決めておくと、同じ案件に2つの番号が付く事故を防げます。

使い回さないことも、書き換えないことも、後から遡るための条件です。キャンセルになった製番を次の案件に回すと、過去の手配や実績が別の案件の記録に見えてしまいます。

どうしても番号が変わるときは、元の番号を上書きせず、旧番号と新番号の対応を別に残します。製番を振り直すときの扱いは受注番号を変えるときと同じで、詳しくは[受注番号が変わるときの対応表の説明](https://optup.jp/column/juchu-kanri-excel)をご覧ください。

## エクセルの製番管理が苦しくなるのは、製番のあいだで物が動くとき

製番ごとの進捗と原価を見るところまでは、ここまでの設計でExcelでも回ります。苦しくなりやすいのは、製番のあいだで部品や在庫を融通する場面だと私たちは見ています。先に触れたとおり、製番管理では部品が1点遅れると組立を始められません。そのため現場では、別の製番のために手配した部品を急ぎの案件へ回す判断が起こります。

このとき手配の表の製番を書き換えてしまうと、元の製番の手配が消え、原価の集計も気づかないうちに変わります。本来は、どの部品をどの製番からどの製番へ移したのかを1行の記録として足す必要があり、複数の人が同じファイルを触る環境では、この記録の漏れや、同じ在庫を2つの案件に割り当てる間違いが起きやすくなります。Excelでの製番管理が行き詰まる場面として、引当（在庫をどの注文に割り当てるかを決めること）と転用を挙げる[解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/18972/)もあります。

状況
Excelでの見立て

製番ごとに部品を手配し、融通はほとんどない
台帳と各表の設計で回ることが多い

製番のあいだの部品の融通や共通部品の在庫が日常的にある
記録が漏れやすく、早めに次の仕組みを考える

手配や実績の表を、複数の部署の人が同時に更新する
ファイルの複製や参照切れが出やすく、まず置き場所を見直す

次の一歩は、すべてを置き換えることではなく、番号と基本情報の置き場所を移すことだと考えています。先のファブレスメーカーでは、Excelやスプレッドシートの段階でマスタを固定して統制を取ったうえで、マスタをクラウドのデータベースに移す順番をとりました。この進め方は受注管理の記事で、移すときの順番は[生産管理の脱Excelで先に決めるべきこと](https://optup.jp/column/seisan-kanri-datsu-excel)で整理しています。移す先がノーコード（プログラムを書かずに作れる仕組み）のデータベースであれ生産管理システムであれ、Excelの段階で決めた番号の単位と決まりが、そのまま移した先の仕組みの要件になります。

## まとめ

製番管理をExcelで回すときに最初に決めるのは、関数や番号の形ではなく、番号を振る単位です。要点を再確認します。

- 製番は、どの注文のためのものかを示す番号です。工番や案件番号と呼ぶ会社もあり、ロット番号とは指すものが違うため、別の列で持ちます

- 単位は、原価を締めたい単位、実際に呼ばれる単位で決め、迷ったら受注単位から始めます。納期と出荷は明細番号で追います

- 在庫から出す注文にも番号を振っておくと、番号のない出荷を見つけやすくなります

- 台帳を1枚にして番号を振る場所を1か所に絞り、手配・実績・出荷の表には製番の列を持たせます。在庫用の番号も決めておきます

- 番号は英字を含む単純な形にし、使い回さず、書き換えません

- 製番のあいだで部品や在庫を融通する場面が増えたら、次の仕組みを考える時期です

まずは今お使いの表で、次の点を確かめてみてください。製番を振る単位を、社内の誰に聞いても同じように答えられるか。製番を振っている場所は1か所か。手配と実績の表から、製番ごとの金額と作業時間を合計できるか。

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## よくある質問

### 製番管理とは何ですか？
受注ごとに製造番号（製番）を振り、部品の手配、加工や組立の指示、進捗、原価を同じ番号で束ねて管理する方式です。誰の注文のために作っているのかが番号で分かるため、個別受注生産でよく使われます。会社によっては工番や案件番号とも呼ばれます。

### 製番とロット番号はどう違いますか？
製番はどの注文のためのものかを示し、ロット番号は同じ条件でまとめて作った塊を示します。注文と製造の塊は一対一に対応するとは限らないため、1つの番号で兼ねず、別々の列で持つことを勧めています。

### 受注番号とは別に製番が必要ですか？
受注1件に製番1つで運用するのであれば、番号を2種類持つ必要はないと考えています。受注番号をそのまま製番として手配や実績の表に入れれば足ります。受注の中に別々に原価を見たい品物があるときに限って、明細ごとに製番を分けることを検討します。

### 製番管理はエクセルでできますか？
製番を振る単位を決め、台帳を1枚に絞り、手配・実績・出荷の表に製番の列を持たせれば、製番別の進捗と原価の集計まではエクセルでも行えます。製番のあいだで部品や在庫を融通する場面が増え、複数の人が同時に手配の表を触るようになると、記録の漏れが起きやすくなるため、次の仕組みを考える時期です。
